現在、わが国では、通院や服薬等の治療によって症状を抑えられる難病患者が増加しています。難病患者が無理なく活躍できる仕事に就き、通院や治療と両立して働き続けるためには、障害者雇用支援、難病の保健医療、そして治療と仕事の両立支援のさまざまな制度やサービスを効果的に活用することが重要です。しかし、難病患者は障害が固定せず、体調のよいときには症状が少ないことから、障害者手帳制度の対象ではない人が半数以上となっており、社会の理解が得られにくく専門的支援を効果的に活用できていない人が多くなっています。
そこで、障害者職業総合センター研究部門では、地域の関係者が難病患者の就労支援ニーズや社会資源を一目で理解できるリーフレット、難病の保健医療分野と職業リハビリテーション分野の効果的連携を促進するパンフレットおよび職業リハビリテーション専門機関が障害者手帳の有無にかかわらず難病患者の就労支援ニーズに対応できるようにするためのハンドブックを作成し、普及を進めています。
すべて障害者職業総合センターホームページからダウンロードできますので、ご活用ください。
・始まっています!難病のある人の就労支援、治療と仕事の両立支援
4ページのリーフレット
https://www.nivr.jeed.go.jp/research/kyouzai/kyouzai69.html
・難病のある人の就労支援活用ガイド
20ページのパンフレット
https://www.nivr.jeed.go.jp/research/kyouzai/kyouzai68.html
・難病のある人の職業リハビリテーションハンドブックQ&A
約100ページの冊子
https://www.nivr.jeed.go.jp/research/kyouzai/kyouzai70.html
《お問合せ先》
研究企画部 企画調整室
(TEL:043-297-9067)