職業能力開発総合大学校で実施する指導員養成訓練は高度な知識と技能・技術を兼ね備え、優れた指導能力を有する職業訓練指導員を養成する長期養成課程及び短期養成課程の訓練です。課程の修了又は資格審査に合格することにより、職業訓練指導員免許(注)を取得できます。
(注)職業訓練指導員免許の取得には、都道府県への申請が必要です。
長期養成課程は、一般工科系大学の卒業者、職業能力開発総合大学校の総合課程修了者、職業能力開発大学校の応用課程修了者で、職業訓練指導員候補として採用された方又は職業訓練指導員になろうとする方を対象としています。
短期養成課程は、技能検定合格者や企業での実務経験者等で、職業訓練指導員候補として採用された方又は職業訓練指導員になろうとする方、職業訓練において訓練を担当しようとする方若しくは担当している方を対象としています。
長期養成課程は2年間の訓練(職業能力開発総合大学校の総合課程修了者、職業能力開発大学校の応用課程修了者は短縮できる場合がありますので、詳細は職業能力開発総合大学校までお問い合わせ下さい。)、短期養成課程は1ヶ月以上1年未満の訓練を行っています。
長期養成課程の授業料は年額535,800円です。(教科書代等が別途必要になります。)
短期養成課程の授業料は、1コースあたり46,000円です。(教科書代等が別途必要になります。)
但し、いずれの課程も公共職業能力開発施設において職業訓練指導員として採用された方については無料となります。
長期養成課程のみ282,000円の入校料が必要です。
但し、公共職業能力開発施設において職業訓練指導員として採用された方については無料となります。
長期養成課程及び短期養成課程は学力試験及び面接試験(公共職業能力開発施設又は認定職業能力開発施設において職業訓練指導員として採用された方については出願書類による審査)を行います。