障害者が日頃培った技能を互いに競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々が障害者に対する理解と認識を深め、その雇用の促進を図ることを目的として開催しています。
令和5年7月8日(土)に開催した第45回長崎県障害者技能競技大会(アビリンピック)の様子を公開します。
県内の企業で働いている方や特別支援学校等に所属する45名の選手たちが、これまでに磨いてきた技能をいかんなく発揮され、白熱した競技が行われました。
選手たちが一生懸命競技に取組む様子をご覧いただくことで障害者雇用に対する理解を深めていただくとともに、アビリンピックに挑戦することを検討している方々の参考にしていただけると幸いです。
なお、本大会で金賞を受賞した選手は、令和5年11月に愛知県常滑市で開催される『第43回全国障害者技能競技大会』における長崎県の代表選手として出場する予定です。
以下の日程で、令和5年度の長崎県障害者技能競技大会(長崎県アビリンピック)を開催します!!
日時:令和5年7月8日(土) 8:50~14:00
【予備日 令和5年7月9日(日)】
場所:ポリテクセンター長崎(長崎県諫早市小船越町1113番地)
※悪天候等により、予備日開催となる場合があります。
第45回長崎県障害者技能競技大会に参加する選手や選手の引率、競技の観覧を希望している方は、必ず「参加要領」を確認したうえで参加してください。
長崎県障害者技能競技大会への出場を希望する方は、「長崎県障害者技能競技大会参加申込書」に必要事項を記載し、当支部 高齢・障害者業務課へ郵送又は持参にてご提出ください。
第45回長崎県アビリンピックへの参加申込は終了しました。
今大会から参加申込書の裏面に参加申込にあたっての「同意書」が追加されています。
同意書に記載されている内容を確認し、すべての事項に同意したうえで、参加申込書を提出してください。
申込期限:令和5年5月15日(月)消印有効
〒854-0062
長崎県諫早市小船越町1113番地
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
長崎支部 高齢・障害者業務課
アビリンピック担当
※FAXでの参加申込書の提出は行わないこと。
第45回長崎県障害者技能競技大会の競技課題については、令和5年6月以降、競技の実施に差支えない範囲で当支部のホームページ上にて公表します。
なお、競技課題の公表後、競技課題に加筆、修正の必要が生じた場合は、適宜加筆、修正を行います。あらかじめご了承ください。
のこぎり、かんななどの手工具や木工機械を駆使して、家具製作に必須である「板と板の接合」や「角材と角材の接合」の仕口加工などを行い、正確で見栄えの良い作品をつくります。参加選手は、日頃から培ってきた家具製作の基本を、どのくらい正確に発揮できるかを競います。
※全国アビリンピックでの競技の様子を紹介しています。
「Microsoft Word」を使用し、課題として与えられた和文・英文の文書を作成します。限られた時間内でWordの各種機能をいかに自在に使いこなせるか、その技能を競います。
文字入力のスピードと正確性はもちろん、ページ設定や作図、表作成などさまざまな文書作成スキルを駆使できるかどうかがポイントです。また、できあがった課題をカラー印刷する際、色の選択などでより優れた作品に仕上げる技能も求められます。
【競技に使用するパソコン仕様等】
デスクトップPC、Windows10、Word2019
※第45回長崎県アビリンピックにおいて使用するワードプロセッサ競技の課題は、公表できません。
「Microsoft Excel」を使用し、Excelの三大機能である、表計算機能、簡易データベース機能、グラフ作成機能の総合的なスキルを競います。
限られた時間内で、いかに正確に、いかに効率良く表やグラフの作成・編集などを行えるかがポイントになります。Excelの操作技術だけではなく、関数やセル参照、論理演算子・比較演算子など、さまざまな知識や応用力も求められます。
【競技に使用するパソコン仕様等】
デスクトップPC、Windows10、Excel2019
※第45回長崎県アビリンピックにおいて使用する表計算競技の課題は、公表できません。
※全国アビリンピックでの競技の様子を紹介しています。
オフィスアシスタントは会社から出す大切な書類の郵送準備をする業務です。競技では書類を出すまでの作業「仕分け」、「宛名シールの貼付」等を行い、制限時間内でそれぞれの作業数量や仕上がり状況、正確さを競います。
書類の発送準備を、制限時間内にいかに速く丁寧に行えるかがポイントです。スピーディに作業しているにも関わらず、宛名シールをしわにならないように、かつ決められた位置にズレることなく貼る技術、そして文書を正確に封入し仕分けしていく高い集中力が求められます。
※全国アビリンピックでの競技の様子を紹介しています。
喫茶サービスは、模擬的に設置された喫茶店でお客様に対して他の従業員と連携・協力しながら、お客様の立場に立って正確かつスムーズにサービスを提供する技能を競うものです。
一連の接客業務が正確かつスムーズにできるか、そして、お客様の立場に立って満足していただけるようサービスを行うことができるかがポイントです。その際、自分のお客様だけでなく、お店のお客様すべてに対して心を配ること、そのために他のスタッフや競技者と助け合って業務を行うことが重要です。
※全国アビリンピックでの競技の様子を紹介しています。
競技では、会場内に設けた模擬オフィスにおいて、清掃作業の迅速さや正確さを競います。
作業の効率性や掃除機などの資機材の取扱い、拭きムラや掃き残しがない確実な清掃技術が競技のポイントです。また、作業動作に無理がないことや、あいさつなどサービス業としてのマナーも重要視されます。
※ワードプロセッサ競技及び表計算競技の課題については、第44回長崎県障害者技能競技大会で使用した課題ではなく、事前に公表した資料となっています。