とび・土工工事業 高齢者雇用推進ガイドライン(令和4年)
とび・土工工事業 高齢者がバトンをつなぐ未来のガイドライン 人生100年時代!活躍の場・生きがいを求めて!(令和4年)
取組団体 一般社団法人日本鳶工業連合会(法人番号9010405001113)
目次
はじめに
本書の構成
用語解説
Ⅰ とび・土工工事業における高齢職人の活躍に向けた考え方
- わが国の人口の減少および65 歳以上人口の増加
- 高年齢者雇用安定法の改正
- 高齢職人にこれまで以上に活躍してもらうための考え方
Ⅱ とび・土工工事業における高齢職人の活躍に向けた9 つのポイント
【ポイント1】職人一人ひとりの能力や適性にふさわしい仕事に就いてもらう
- 一定年齢に達したら必要に応じて職人のサポート役に回ってもらう
- 高齢職人の持つ「現場力」の継承に努めてもらう
- 職種転換を行う際には事前に話し合う
【ポイント2】短日・短時間勤務で働いてもらったり、職人同士で仕事を分かち合う
- 短日・短時間勤務で働いてもらう
- 働き盛り世代のゆとりの創出のために仕事を分かち合う
【ポイント3】高齢職人の職務内容や会社への貢献度合いに応じた賃金・処遇制度とする
- サポート役に回るなど職種変更が行われる際の賃金・処遇制度は・
- 人事評価・査定による高齢職人のモチベーションの向上
【ポイント4】安心・安全に働いてもらうためのさらなる安全対策の徹底
- 安全対策の進め方・考え方
- 全社的な安全に対する取り組みが重要
【ポイント5】健康であることが職人として長く働くための前提条件
- 高齢職人一人ひとりに応じたきめ細かな対策を講じる
- 加齢に伴う心身機能の変化への対応
- 健康診断の受診の徹底と対応の強化
- 日常の健康管理に対する取り組み
- 必要に応じて夏場の勤務日数を減らすことも
【ポイント6】高齢になっても働き続けるために求められる能力開発の推進
- 高齢になっても働き続けるための能力開発に積極的に支援する
- 「高齢職人に求める人材像」を明確にする
【ポイント7】職人同士の支え合いを促す人間関係を構築する
- 職場の一体感を生み出すための世代を超えたコミュニケーション
- コミュニケーションの円滑化のための心構えとは
【ポイント8】長く働くことができる会社であるための制度づくり
- 「70 歳までの就業機会の確保(努力義務)」への対応
- 高齢者になってもが安心して働くための定年制、定年年齢の再検討
【ポイント9】年齢による入場制限への対応
Ⅲ とび・土工工事業における高齢者雇用の現状と課題
-とび・土工工事業高齢者雇用に関するアンケート調査結果から-
参考資料
- 改正高年齢者雇用安定法の概要(2021 年度改正)
- 厚生年金の支給開始年齢の引き上げスケジュール
- 改正年金法の概要(2022 年度改正)
- 「在職老齢年金」と「高年齢雇用継続給付」のしくみ
- 働き方改革と高齢者雇用(「同一労働同一賃金」について)
- 継続雇用の高齢者に関する無期転換ルールの特例について
- 定年後引き続き雇用される有期雇用契約社員 雇用契約書(例)
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構による各種支援
- 高齢者雇用に関する各種助成金一覧(2022 年現在)
- 高齢者雇用に関する関係機関のホームページ一覧
おわりに
平成23年版