改善事例 20080901
改善目的
健康管理
改善テーマ
高齢者の作業意欲及びメンタルヘルス意識の醸成
改善内容
健康管理、継続雇用条件整備
高齢者になって経験の無い作業を修得する場合に考慮すべき作業意欲やストレスなどのメンタルヘルスについて要因把握を行い、第1~第3工場の職場の管理者に対し、“メンタルヘルス意識の醸成及び65歳以降の雇用条件整備”を図るための“勉強会”を実施した。
これを踏まえ、以下により継続雇用に対する条件整備を確立した。
- 継続雇用方針:65歳の能力を高めるよりも、保持している能力を最大限出させることを考える。経験があれば無駄のない作業が可能と考える。
- 65~70歳雇用についての考慮項目は、本人の希望、健康状況及び会社の承認を不可欠とし、会社の承認の基準項目は、現状で「高度技術」、「個人の資質」、「高齢化対応可能職種」とする。
- 会社の就業条件整備として、今後、技術手当、特別休暇制度、勤務時間、新職種、指定医等の福利厚生の充実化等メンタルヘルスに関わる改善を行う。
産業分類
06 印刷・同関連業
実施企業名(所在地)
株式会社中央ネームプレート製作所(北海道)
研究実施年度
2008年(平成20年度)
従業員数(研究実施当時の人数)
116人
研究年報