特集(メールマガジン第124号)
【求】11月は「人材開発促進月間」です!
厚生労働省では、職業能力の開発・向上の促進と技能の振興を目ざし、11月を「人材開発促進月間」、11月10日を「技能の日」としています。
JEEDにおいては、年間を通して関係行政機関などと連携・協力をし、人材開発促進にかかわる各種行事の開催や参加に積極的に取り組んでいます。特に「人材開発促進月間」である11月を中心に職業能力開発に関する行事を開催しています。今回は、その一部をご紹介します。
※1970(昭和45)年に「技能五輪国際大会」がアジアで初めて日本で開催されたことを記念し、開会式が行われた11月10日を「技能の日」、11月を「人材開発促進月間」と定めています。
親子などを対象とした「ものづくり体験教室」の開催
ポリテクセンターやポリテクカレッジ、職業能力開発総合大学校において、おもに小中学生や高校生およびその保護者を対象とした「ものづくり体験教室」を開催しています。若年者にものづくりの楽しさ、むずかしさを体験してもらうことで、ものづくり技能に対する理解・関心を深めてもらうとともに、地域社会において、ものづくり技能の重要性を広く認識していただくことを目的としています。
これまで参加された方の声(ポリテクセンター君津)
■お子さまの声
・来年も体験したいです。
・面白い経験ができました。
・来年もぜひ来たい。
■保護者の声
・3Dプリンターに興味があるようで子どももよく見ていました。指導員の先生の説明も分かりやすかったです。
・近くに住んでいますが、初めてポリテクセンターに来ました。ものづくり体験教室に参加して、こんな場所なんだと知ることが出来ました。子どもたちも喜んでいたので感謝したいです。来年も参加したいです。
・ポリテクセンターのみなさんが丁寧に優しく教えてくださり、子どもはとても幸せそうでした。また来年もぜひ参加したいです。
開催状況については、全国にある最寄りの職業能力開発施設のホームページをご覧ください。
※職業能力開発施設のホームページ:
https://www.jeed.go.jp/location/index.html
技能五輪全国大会へのポリテクカレッジ学生の出場
「技能五輪全国大会」は、国内の青年技能者の技能レベルの日本一を競う競技大会です。技能競技を通じ、次世代をになう青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に対して、優れた技能に身近にふれることができる機会を提供しており、ポリテクカレッジの学生も毎年選手として出場しています。
今年度は、11月17日(金)から21日(火)に愛知県国際展示場(愛知県常滑市)などの会場で開催されます。
(中央職業能力開発協会のホームページへ移ります)
職業能力開発論文コンクールの実施
職業能力開発論文コンクールは、人材開発関係者の意識の啓発を図り、職業能力開発の推進と向上に資することを目的として、厚生労働省および中央職業能力開発協会との共催により、職業訓練教材コンクールとそれぞれ隔年で開催しています。
受賞された職業能力開発論文については、職業能力開発総合大学校基盤整備センター職業訓練教材整備室のホームページで公表されます。
全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)の開催
「障害者技能競技大会(アビリンピック)」は、障害のある方々が日ごろ職場などでつちかった技能を競う大会です。障害のある方々の職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障害のある方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催しています。