サンダル等で通勤することで転倒事故等が発生していた。知的障害のある社員が、通勤にふさわしい安全な靴を選べるようにする必要があった。
通勤靴の基準を設け、良い例、悪い例を写真と〇✕を用いてわかりやすく示した資料を作成し、入社時の安全衛生教育で配付することとした。入社前にご家族にも資料を提供し、準備をお願いした。
靴の種類だけではなく、ヒールや靴底の形状も含めて写真で示したことで、通勤に適している靴の範囲が明確になった。障害の有無にかかわらず、全社員の通勤時の事故予防に繋がっている。