健康診断における手話通訳者の活用

株式会社キトー

健康診断・聴覚障害

改善前の状況

社員対象の健康診断の際、保健師(社内)や医療関係者(医師など)と聴覚障害のある社員とのコミュニケーションでは筆談ボードやUDトークなどを利用していたが、細かなことまで伝わっているか、問診する側も受診する側も不安があった。手話ができる同僚もいるが、健康診断はプライベートな情報を扱うため、同僚に手話通訳を担当させることは困難であった。

改善策

健康診断時には外部機関(山梨県立聴覚障害者情報センター)に手話通訳の派遣を依頼した。

改善後の効果

専門性と守秘義務を有する手話通訳者が関わることで、受診時のコミュニケーションがスムーズになされるとともに、受診者も安心できた。また、保健師などの負担も減らすことができた。

社員の声 

深澤 遼さん

「年齢を重ねると、健康診断の受診項目が増えますが、医師の説明が理解できない部分もあり不安でした。手話通訳者がいると、医師への確認や質問などのコミュニケーションがスムーズにでき、自分の体のことも理解できるので、安心して健康診断を受診できます。
 今後も健康診断の際は、必ず手話通訳者の派遣をお願いしたいです。」

企業の声

古屋 由美さん(社内保健師:健康保健事業の担当者)

「健診時、以前はUDトークの利用や筆談で対応していましたが、検査方法の説明不足や理解不足により、ご本人の状況が十分に伝わらず、結果判定等の精度や本人の満足度が低下してしまうことが懸案事項でした。
 手話通訳を依頼するようになり、ご本人もスタッフも安心して健診を受けることができるようになり良かったと思います。」