健康管理
高齢者の作業安全確保と作業負担軽減(眼精疲労)
健康管理
慢性的な眼精疲労の原因と考えられる製品検査工程の作業分析を行った結果、プレス製品の金属表面の光の乱反射を連続的に見続けることで、瞳孔が常に変化していた。検査開始から時間を経るごとに、目のちらつき、ぼやけ感、ドライアイ、遠近感の喪失等の訴えがあることもわかった。さらに手の位置を固定する必要があるが固定台がなく体勢直しに費やす時間が多い。また作業姿勢はほとんどの時間を前屈して行っていた。そこで製品の目視・拡大鏡・実体顕微鏡による面検作業の自動化及び姿勢の制御装置の改善を行った。検査台は目の角度、高さ、左右への自在な角度、光源、照度、測定設備・製品を巻くリールの取り付け角度、椅子の角度・高さをすべて変更できるものとし、改善率86%となり目視検査時の負担が大幅に改善された。
01 金属製品製造業
東北プレス工業株式会社(宮城県)
2007年(平成19年度)
99人
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