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改善事例 20070201

改善目的

職務再設計

改善テーマ

新職務・新組織の創設

改善内容

職務再設計

職務の内容について詳細に調査を行い、社員の職務分掌にムラがないか、社員の職務が重複していないか、アンケート調査した。その結果、従業員の仕事内容は高い学習能力・事務処理能力等が求められることがわかった。
特に高齢者雇用の場合、高齢者の能力・体力にみあった新職務の創出が必要となるという結果となった。全体の職務見直しの中で、機械製造に使用する多くの部品管理を複数の従業員が行っており、相当の時間・労力が取られていることが判明した。
さらにパーツ管理には業務全体を熟知していることが必要であるが、比較的体力等を必要としないため高齢者に向いていることも判明した。
そこで部品等の管理及び発注を一元管理するパーツ課を創設した。パーツ課ではさらに取引先への機械メンテナンス業務も行うこととし、熟練した技術と豊富な知識を持つ定年後の高齢者を従事させることとした。加えて各課からの要請を受けて業務の応援作業にも従事することとした。
この新設したパーツ課が高齢者の新職務に適しており、さらなる雇用が可能となり、60歳以降のみならず65歳以降も一定の条件の下、70歳までの雇用が可能となった。

産業分類

07 その他の製造業

実施企業名(所在地)

コバヤシ食品機工株式会社(福井県)

研究実施年度

2007年(平成19年度)

従業員数

69人

研究年報