改善事例 20080903
改善目的
職務再設計
改善テーマ
“見える化生産管理システム”の構築
改善内容
作業負担軽減(システムの上流志向)
高齢者の継続雇用を前提とした場合、現場作業実施段階での負担軽減策のみではなく、変種変量に合わせて工程を編成し、負荷を調整しながら各種担当作業者へ指示を出せるような、受注処理段階から出荷業務に至る生産業務の最適を図ること(システムの上流志向)が現場高齢者の負担を抜本的に軽減することになる。従来は表計算ソフトにより工程予定表を作成し生産管理を行っていたが、内外の変動要因が多い中欄ずれや作業指示の内容ミスなども発生し、なおかつ現場からは“わかりにくい”との訴えが出る状況であった。
このため、
- 既存の財務管理システムの顧客データ等のカスタマイズが容易で共有化が図れること。
- 工程毎の日程管理の立案が容易で作業者への作業指示内容がわかりやすく、進捗状況を“見える化”でき、工程毎の負荷の把握及び高齢者でも作業実績のデータ投入がバーコード等により容易に出来ること。
- 営業担当が進捗を即確認できるよう本社情報も即座に把握できるもの。
以上を条件とし検討した結果を踏まえ、TECHS-BKの生産管理システムをベースとして独自の“見える化生産管理システム”を構築・導入した。
産業分類
06 印刷・同関連業
実施企業名(所在地)
株式会社中央ネームプレート製作所(北海道)
研究実施年度
2008年(平成20年度)
従業員数(研究実施当時の人数)
116人
研究年報
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株式会社中央ネームプレート製作所(PDF)
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