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改善事例 20081001

改善目的

人事・賃金

改善テーマ

新人事組織体系図及び職能評価基準の作成

改善内容

新職務の創出、人事制度の構築

これまで3事業部門(ワイヤーハーネス、パーツフィーダ・機器製作、プラントシステムの3事業)の技術分野の違いから、部門の垣根を越えた人事異動ができず、高齢者能力の有効活用ができていなかった。このため、ハイテク技術や高度な実務能力を持つ高齢者の新職務として戦略管理室(仮称)を創設し、その機能を効果的に発揮できる新人事組織体系を構築した。戦略管理室(仮称)を、事業本部と既存各部門の間に配置し、新職務者は担当する各部門において技能開発教育・職務指導を行なう。また戦略管理室(仮称)内では、部門間の連携を促進するための会議や情報交換を常時行うようにし、部門を横断する横の連携の強化をはかるだけでなく、技能伝承や人材育成など幅広く業務改善の対策・実践を指導することが出来るようになった。新人事組織体系実行のため、人事上の評価や異動における公平性を高めた新職能評価基準を作成した。これまでの管理職などによる一方的な評価を改め、上司評価、本人評価、第三者評価が出来るようにした。

産業分類

01 金属製品製造業

実施企業名(所在地)

株式会社野田電機(福井県)

研究実施年度

2008年(平成20年度)

従業員数(研究当時の人数)

111人

研究年報