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改善事例 20100103

改善目的

職務再設計

改善テーマ

目視検品選別作業の負荷軽減に関する研究

改善内容

高齢者活用支援機器の開発

ねじ製造の検査工程においては、穴詰まりや成形不全等の不良品を除去するために目視による全数調査を行っていたが、この作業は大量の小ねじ(2~6mm程度)を1日中検査するため、目や腕、肩に大きな負担がかかり、とりわけ高齢者には負荷の大きい作業であった。これを改善するために、ねじをCCDカメラで自動で認識・選別する支援機器を開発導入した。その結果、従来の約40%を自動選別することが可能となり、高齢者にとって最も機能低下の大きい目の負担が軽減された他、ねじをスコップで少量ずつ投入できることから腕や肩への負担も軽減され、高齢者にとって働きやすい職場を開発することができた。

産業分類

01 金属製品製造業

実施企業名(所在地)

株式会社ヤマシナ(京都府)

研究実施年度

2010年(平成22年度)

従業員数(研究当時の人数)

219人

研究年報