本文へ
現在位置:

改善事例 20100903

改善目的

職務再設計

改善テーマ

ピロー(揚げ煎用)工程における作業負荷の軽減

改善内容

高齢者活用支援機器の開発

アンケート調査の結果、上半身・下半身(目、首、肩、背中、腰)ともに疲労度が高かった「表面の目視検査・反転及び挿入作業」、「挿入補助作業」、「挿入補助作業・製品位置決め作業」の工程に半製品自動供給装置付個包装機を開発導入したところ、以下の改善効果が得られた。

1.「表面の目視検査・反転及び挿入作業」
  製品を一つ一つ取り上げて反転し、コンベアの爪と爪の間に挿入する動作が
  なくなり、目視検査のみで済むようになったことで、目や腰等の負荷軽減に
  つながった。

2.「挿入補助作業」
  反転後の製品の目視検査及び前工程での爪と爪の間の歯抜けチェックを行っ
  ていたが、支援機器の導入により、製品不良以外は手を付ける必要がなくな
  った。

3.「挿入補助作業・製品位置決め作業」
  前工程までの作業漏れ分の補填処理及び爪と爪の間の製品の位置決めを手作
  業で行っていたが、支援機器の導入で自動で個包装機へ供給できるようにな
  り、作業が目視検査及び歯抜けチェックのみとなったことで、目や腰等への
  負荷軽減につながった。

産業分類

04 食料品製造業

実施企業名(所在地)

もち吉グループ(福岡県)

研究実施年度

2010年(平成22年度)

従業員数(研究当時の人数)

1,934人

研究年報