本文へ
現在位置:

改善事例 20110605

改善目的

職務再設計

改善テーマ

ゴム切断計量作業支援装置

改善内容

高齢者活用支援機器の開発

原料ゴムには固形ゴムと一度精練されたゴムの2つの形態があり、固形ゴム(35kg/袋)の切断・計量は切断機・計量器が床置き式のため、床に立ち膝をついた状態で計量するなど変形姿勢を強いられることが多く、足、腰、腕への負担が大きい作業であった。また、一度精練されたゴム原料の開梱・計量作業については、30kg/袋の原料をパレットから下ろし、計量した後、再び別のパレットに積み直すという動作の繰り返しのため、固形ゴムのケースと同様に足、腰、腕への負担が大きい作業であった。
改善案として、腰を曲げなくてもいい高さ作業でできるような支援装置(ゴム計量作業支援装置)を開発導入した結果、固形ゴムの準備から計量に至る流れ作業を通常の立姿勢で出来るようになり、足・腰・腕の負担を軽減することができた。また、原料をパレットごと載せ高さを調整でき、かつハンドリフターで移動可能な装置としたことで、一度精錬されたゴム原料の計量作業の負荷軽減も同時に実現することができた。

産業分類

07 その他の製造業

実施企業名(所在地)

株式会社丸昇(茨城県)

研究実施年度

2011年(平成23年度)

従業員数

14人

研究年報