職務再設計
缶詰ラベル巻作業における作業負荷軽減
高齢者活用支援機器の開発
ラベル巻作業は、無刷缶の全集に帯状のラベルを糊付けし、外周検査、箱詰めまで行う工程であるが、ラベル貼りには経験と熟練技能が要求されること、出荷のタイミングに遅れないように常に作業スピードが要求されること、また缶表面への汚れ付着防止に厳密さを要求されること、など様々な要求事項があり、高齢者にとっては心身ともににかなり負担が大きい作業環境となっていた。改善案として、年齢から生じる心身的退行を補うために、ラベル給紙とラベル貼りが自動でできる支援機器(充填缶化粧ラベル巻支援機器)を開発導入した。その結果、缶表面への検査時間が十分確保され、高齢者の心身負担の軽減につながったほか、全体的に作業が単純化されたことにより、熟練技術の無い高齢者でも配置できるようになった。
04 食料品製造業
福井缶詰株式会社(福井県)
2011年(平成23年度)
64人
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