能力開発
技能伝承するためのプロセスと教える力の醸成
高齢者の能力開発、技能伝承
教育体系がきちんと整備されておらず、従業員の中には「俺の背中を見て覚えろ」的な感覚があったため、若手が育ちにくい環境となっており、技能を持った高年齢従業員が退職してしまうと、その技能が消失する危険性があった。そこで、技能伝承がスムーズに行えるようにするため、まず作業内容をすべて洗出し、伝承すべき技術・技能を明らかにした。その上で、その技術・技能について、OJTによる教習が行えるように、
「誰に対し(受講者)」「誰が(教習者)」「いつまでに」「どれぐらいの評価レベル」 で教習を行うかを示した職務習得表等を作成し、計画的な人材育成を可能とする制度を構築した。その結果、これまでは個人が持っていた技術・技能を組織全体が保有することができるようになり、技能伝承がスムーズに行われる環境が整備された。
01 金属製品製造業
(株)鷹取製作所グループ(福岡県)
2013年(平成25年度)
56人
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