本文へ
現在位置:

改善事例 20090504

改善目的

職務再設計

改善テーマ

ワイヤーハーネス部門における長尺・重量負荷改善支援装置の導入(ジャンパー栓組み立て工程)

改善内容

高齢者活用支援機器の開発

新幹線の車両に装着されるジャンパー栓の組み立て工程は、ケーブルやシェルの重量は1セット当たり80~100kg、ケーブル1本当たりでも20kg前後、寸法は4~6mという長尺重量物を取り扱うため、負担の大きい工程となっていた。そのため、作業負担を軽減する支援機器として「移動作業台支援装置」と「ケーブル運搬支援装置」を開発した。「移動作業台支援装置」は、リフトテーブル2台をベースに製作したキャスター付作業台である。自走支援装置を装着させ、移動台としても使用することで、前工程から組立工程、組立工程から検査工程までの重量物移動の作業負担を解消するとともに、検査治具を楽な姿勢で着脱できるように高さを調節することができる。「ケーブル運搬支援装置」は、ケーブルをホイスト2台で持ち上げ、その状態のままキャスターで移動できる。この支援機器により、ケーブルを組立作業台へ載せる作業と、検査工程終了後の梱包作業の負担を軽減することができた。

産業分類

01 金属製品製造業

実施企業名(所在地)

株式会社野田電機(福井県)

研究実施年度

2009年(平成21年度)

従業員数(研究当時の人数)

111人

研究年報