職務再設計
ワイヤーハーネス部門における長尺・重量負荷改善支援装置の導入(ケーブル測長・切断工程)
高齢者活用支援機器の開発
ワイヤーハーネス部門の製品は細物から太物、多芯ケーブルと多様化しており、寸法も1mのものから10m以上のものまで様々である。製品寸法に応じた測長・切断・巻き取り作業では、これまで1本切断するごとに寸法距離を往復しなければならず、その移動距離は産業機器1セットにつき5kmに及び、疲労の原因となっていた。このため、自動切断機と巻き取り機を組み合わせた支援装置を製作し、直径5~20mmのケーブルに関しては作業に伴う歩行移動が解消され、移動距離を約94%削減することができた。このケーブル測長・カット・巻き取り支援装置は、高齢者に配慮し、タッチパネルによる対話式操作を重視した音声指示を採用している。
01 金属製品製造業
株式会社野田電機(福井県)
2009年(平成21年度)
111人
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