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改善事例 20090901

改善目的

能力開発

改善テーマ

食品業界における高齢者に分かりやすいマニュアルの整備・作成

改善内容

高齢者向け作業マニュアルの作成

食品業界では菌汚染や異物混入の発生防止の観点から「トレーサビリティ(追跡調査)」という管理体制が一般的になっており、その管理体制を維持する為に多くの社内ルールが存在している。工程毎に決められた作業や管理項目を細かく記録する等、非常に複雑な作業が多くある。OJTで指導を行っていたものの、高齢者自身の勘違いにより現場で混乱が生じたり、作業ミスを誘発する可能性も少なくなかったことから、高齢者の視点からあらためて調査・分析を実施し、理解しやすい形で分かりやすく伝えるマニュアルを作成した。マニュアルはただ頭で理解させるだけでは本来の用は成さないため、
・習慣化できるようにマニュアルを工夫すること
・全体をフロー化することで、理解しやすくすること
・大きな字やイラスト、写真、グラフなど駆使して視覚化すること
・できればリーダー層が朝礼などで説明しやすいものにすること
・強調したいキーポイントを厳選して表現すること
など視覚化(見える化)を行った。

産業分類

04 食料品製造業

実施企業名(所在地)

ファインフーズ株式会社(大阪府)

研究実施年度

2009年(平成21年度)

従業員数(研究当時の人数)

63人

研究年報