職務再設計
ローラー選別機作業の負荷軽減に関する研究
高齢者活用支援機器の開発
ローラー選別機による自動選別の際、検査前のねじが入ったケース(約20kg)を人力で載せ、さらに検査終了後のケースをパレットに積む作業があり、1日平均で230ケースを処理するため、この作業は高齢者にとって大きな身体的負担となっていた。これを改善するために、検査前のねじの入ったドラムをクレーンで選別機に運ぶとともに、検査後のねじについてもドラムに収納するようにした。その結果、ドラムをクレーンで選別機に載せてボタンを押すだけで選別検査ができるようになり、ねじケースを人力で持ち運ぶ作業がなくなったことで腰への負担が軽減され、熟練高齢者が長く働ける職場を開発することができた。
01 金属製品製造業
株式会社ヤマシナ(京都府)
2010年(平成22年度)
219人
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