職務再設計
粒度調整破砕作業における作業負荷軽減
高齢者活用支援機器の開発
1.粒度調整破砕作業支援機器
一次破砕で再生原料化した廃棄物を目的別の製品用へ原料化するための再破
砕について調整を行う粒度調整は、小ロットゆえの設定変更が多く、その都
度調整運転を余儀なくされていた。この部門に、異物除去コンベア付支援機
器として一軸破砕機が導入されたことで、作業は原料の目視検査程度とな
り、心身の負担が大幅に解消した。
2.粒度調整原料移送作業支援機器
再破砕後の原料の移送は、単純作業ゆえ高齢者が従事することが多いが、ポ
リ容器等を使って手作業でフレコンバッグ(1トン以上)へ充填し、床上を
引っ張るなど、粉塵まみれの重筋労働作業である。これを改善するために、
空気輸送方式の支援機器を導入した結果、外に漏れることなく原料をフレコ
ンバッグに充填できるようになり、また重筋作業も解消され、高齢者にとっ
て働きやすい職場になった。
12 その他
株式会社武生環境保全(福井県)
2010年(平成22年度)
60人
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