職務再設計
包餡作業における作業負荷の軽減
高齢者活用支援機器の開発
栗などの果実を餡に包む包餡作業は、熟練の中高齢者が手作業で行っているが、一日あたり平均して1,000~1,200個を一人で行うため、疲労により手・指の感覚や握力の低下、肩こり、背中・腰の痛みが生じやすく、高齢者には身体的負荷の大きい作業であった。これを改善するために、包餡作業を自動で行う包餡作業支援機器を導入した。その結果、作業後の握力の低下がなくなった他、肩こりや腰の痛みの軽減につながった。また、従来、5人体制で行っていたものが2人体制へと作業人数が減少したことにより、若年者への育成指導を行える時間が確保された。
04 食料品製造業
株式会社虎屋本舗(広島県)
2010年(平成22年度)
74人
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