職務再設計
湯沸かし釜から薬缶への給湯作業負荷軽減
高齢者活用支援機器の開発
大釜から柄杓等を使って薬缶に一定量の湯を汲んでいたが、中腰の姿勢のまま繰り返し行うため、身体的負荷が大きかった。また、熱湯を扱うため、安全には配慮する必要があった。そこで、大釜自体の利用を中止し、新たに別の場所に、直接お湯が沸かせるガス台と寸胴釜を一体的に備え付け、直接その釜に蛇口を付け、その蛇口から熱湯が出て、薬缶に注がれる装置を開発した。また、給湯時、熱湯の飛び散りによる火傷の防止と衛生上の観点から薬缶を置く台を設置し高さの調節ができるようにした。その結果、蛇口をひねれば、お湯が出るため上腕や腰の負担が軽減され、また湯を注いでいる間、他の作業が出来るため、作業効率が上がった。
10 医療、福祉
(医)河北会河北病院(大阪府)
2012年(平成24年度)
161人
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