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メールマガジン 第143号 令和7年5月30日

JEEDメールマガジン

 みなさま、こんにちは。
 今号の特集は、JEEDが運営している国立職業リハビリテーションセンターおよび国立吉備高原職業リハビリテーションセンターについてご紹介します。

イベント開催予定等

 

今月の特集

[障]
国立職業リハビリテーションセンターおよび国立吉備高原職業リハビリテーションセンターをぜひご活用ください!

注目のトピックス

[求]
令和7年度「職業能力開発論文コンクール」開催および論文募集のお知らせ
[障]
報奨金申請のご案内
[障]
第33回(令和7年度)職業リハビリテーション研究・実践発表会
〜発表者募集のお知らせ〜
[障]
令和7年度障害者雇用支援月間における
「絵画コンテスト 働くすがた〜今そして未来〜」
「写真コンテスト 職場で輝く障害者〜今その瞬間〜」
作品を募集しています!

刊行物の紹介

[障]
職業センター成果物最新刊のご案内

マイエリア情報

 
JEEDの各支部・施設の最新情報のご案内

JEEDの出版物

[高]
エルダー5月号
[障]
働く広場5月号

お知らせ

[共]
JEEDホームページ 新着情報
[共]
JEEDホームページ プレスリリース
[共]
調達関係(入札等)情報

[高] 高年齢者雇用支援関係記事
[障] 障害者雇用支援関係記事
[求] 求職者などに対する職業能力開発関係記事
[共] 各業務に共通して関係する記事

今月の特集

 JEEDが運営している国立職業リハビリテーションセンター(以下、「職リハセンター」)および国立吉備高原職業リハビリテーションセンター(以下、「吉備職リハセンター」)をご紹介します。

 職リハセンターおよび吉備職リハセンターとは


 職業リハビリテーションサービスの先駆的実施機関として、入所された方々に対して「職業適性等を理解・把握していただくための職業評価」、「就職に必要な技能・知識等を習得していただくための職業訓練」、「就職活動に必要な情報提供や指導を行う職業指導」など、個々の特性・能力に応じたきめ細かで総合的な職業リハビリテーションサービスを提供し、社会で活躍する職業人を目ざした人材育成に努めています。
 また、障害の重度化、多様化に応じた訓練ニーズの変化、近年の経済・産業構造の変化やIT化をはじめとする技術革新による企業ニーズの変化に対応すべく指導技法の開発にも取り組んでいます。

 両センターの特長


<特長1> 個々の訓練生に応じた訓練カリキュラムの作成、実施
 個々人の障害特性・能力に対応した個人別の職業訓練カリキュラムを作成します。職場で求められるコミュニケーション能力などを高めるための職業キャリア形成講座等を用意しています。訓練中に就職先が内定した場合には、企業の仕事内容・使用機器等に合わせた訓練を可能な範囲で行います。

<特長2> 入所日は年間複数回
 入校機会を多く設けており、訓練を受けたいと思ったときに、いつでもご応募いただけます。

<特長3> 希望コースの選択をていねいにサポート
 入所選考(職業評価)で 、現在の状況やご希望を確認しながら、就職に向けたコース選択をていねいにサポートしています。選考期間中にコースを変更する方も多くおられますので、コース選択に迷っている方もお気軽にご相談いただけます。

<特長4> オープンキャンパスを開催
 センターの説明、見学を行っています。訓練体験もありますので、興味のあるコースを知る機会としてご活用ください。

<特長5> ハローワークと連携した就職活動の支援
 就職希望地のハローワークと連携し、個別の就職活動支援を行います。

<特長6> 宿舎の利用
 吉備職リハセンターでは、遠方にお住まいの方は、併設の宿舎が利用できます。職リハセンターでは、身体障害、高次脳機能障害のある方、難病の方は、隣接する国立障害者リハビリテーションセンターの宿舎を利用することができます。

 訓練科のご紹介


国立職業リハビリテーションセンター
訓練系 訓練コース 訓練期間
メカトロ系 機械CADコース 1年
電子技術・CADコース
FAシステムコース
組立・検査コース
建築系 建築CADコース
情報系 DTPコース
Webコース
ソフトウェア開発コース
システム活用コース
【重度視覚障害のある方が対象】視覚障害者情報アクセスコース
ビジネス系 会計ビジネスコース
OAビジネスコース
オフィスワークコース
物流系 物流・資材管理コース
職域開発系 オフィスアシスタントコース
販売・物流ワークコース
サービスワークコース
国立吉備高原職業リハビリテーションセンター
訓練系 訓練コース 訓練期間
メカトロ系 機械CADコース 1年
電気・電子技術・CADコース
組立・検査コース
製造ワークコース
ビジネス情報系 システム設計・管理コース 2年
【視覚障害のある方が対象】ITビジネスコース
会計ビジネスコース 1年
OAビジネスコース
オフィスワークコース
アシスタント系 販売・物流ワークコース
サービスワークコース

 
注目のトピックス

 JEEDでは、厚生労働省および中央職業能力開発協会との共催による、『職業能力開発論文コンクール』を開催します。このコンクールは、職業能力開発にたずさわる方などによって執筆された職業能力開発の実践などにかかる論文のうち、多様で柔軟な職業能力開発の推進や障害者に対する職業能力開発等に関する優秀な論文を選定し、広く関係者等へ周知をすることによって職業能力開発関係者の意識の啓発を図り、職業能力開発の推進と向上に資することを目的としています。
 本コンクールで入賞された論文は、表彰状および副賞が授与されるとともに、厚生労働省ホームページで公表されるなど、職業能力開発の啓発活動に広く活用されます。ふるってご応募ください。

(1)応募対象

 職業能力開発にたずさわっている、または過去にたずさわった方で、応募テーマについて論ずることができる方。
 なお、複数の方による執筆も可能です。

(2)応募テーマ

 次表の①から⑦までのいずれかのテーマについて論ずるものとします。また、各テーマに対して副題を設けテーマを絞って論ずることも可能です。

(3)募集締切

2025(令和7)年7月31日(木)

(4)論文作成要領

・A4版縦置きに横書き
・5,000〜16,000字(図表の文字数字を含む)
※詳細は「実施要領」からご参照ください。

(5)提出物

その他詳細は、こちらからご参照ください。

◇お問合せ先◇

職業能力開発総合大学校 基盤整備センター
企画調整部職業訓練教材整備室
 (TEL:042-348-5076)

 

 障害者雇用納付金制度に基づき、事業主のみなさまには毎年、前年度の障害者の雇用実績に応じて、報奨金等の申請を行っていただいています。
 報奨金については、常時雇用する労働者が100人以下の事業主で、支給要件として定められている数を超えて障害者を雇用している事業主からの申請に基づき、また、在宅就業障害者特例報奨金については、在宅就業障害者に仕事を発注した報奨金申請対象事業主からの申請に基づき支払った対価に応じた額を、支給しています。
 特例給付金(経過措置)については、常用雇用労働者である障害者および週所定労働時間が10時間以上20時間未満の重度以外の身体障害者または重度以外の知的障害者を雇用している事業主からの申請に基づき支給しています。

法改正の内容および支給要件等については、記入説明書解説動画をご確認ください。

令和7年度の申請期限は下表の通りです。

報奨金などの支給金は、申請期限を過ぎた場合には支給できませんので、十分ご注意ください。

 詳細は、ホームページをご覧ください


 納付金制度、納付金の申告、調整金などの申請に関する事務手続きなどについては、「JEEDホームページ(障害者雇用納付金)」をご覧いただくほか、以下のお問合せ先にご確認ください。
 なお、JEEDホームページのチャットボットからもお問い合わせいただけます。あわせてご利用ください。

<JEEDホームページに以下の情報を掲載しています>

◇障害者雇用納付金制度の概要(記入説明書など)

◇申告申請・納付の手続き

◇プライバシーに配慮した障害者の把握・確認について など

納付金制度申告申請に関する解説動画を公開しています!

納付金制度の概要や申告申請および納付の具体的な手続きなどを解説した動画と電子申告申請システムの利用方法について解説した動画をそれぞれ“音声・字幕付き”でJEEDホームページに公開していますので、ぜひご活用ください。

◇障害者雇用納付金制度 申告申請およびシステム解説動画(音声・字幕付き資料)

◆お問合せ先◆

各都道府県支部 高齢・障害者業務課
(東京・大阪は高齢・障害者窓口サービス課)

 

 「職業リハビリテーション研究・実践発表会」は、職業リハビリテーションに関する研究成果、実践報告の発表のほか、特別講演、パネルディスカッションなどを行うもので、毎年開催しています。
 今年度は以下の日程で開催します。NIVRホームページ上で口頭発表およびポスター発表の発表者を募集していますので、ぜひご応募ください。

<第33回職業リハビリテーション研究・実践発表会>

第32回のパネルディスカッションの模様

◆日程◆

2025(令和7)年11月12日(水)
2025(令和7)年11月13日(木)

◆会場◆

東京ビッグサイト会議棟
(東京都江東区有明3-11-1)

◆発表者募集◆

11月13日(木)に行う口頭発表およびポスター発表の発表者を募集しています。
申込期限は、令和7年6月13日(金)15時までです。なお、申込期限前であっても、定員になり次第申込みを締め切りますので、ご留意ください。
詳しくは、以下のバナーをクリックしてご確認ください。

◆その他◆

参加者募集は8月下旬ごろから開始する予定です。

◆お問合せ先◆

研究企画部 企画調整室(TEL:043-297-9067)

(昨年度の入賞作品展示会の様子)

 毎年9月1日〜30日は、「障害者雇用支援月間」です。国民のみなさまに障害者雇用への理解と関心を深めていただけるよう、障害のある方々を対象に「働くこと」をテーマとする絵画を募集する「絵画コンテスト 働くすがた〜今そして未来〜」と、「障害のある方が働いている姿を撮影したもの」をテーマとする写真を募集する「写真コンテスト 職場で輝く障害者〜今その瞬間〜」を実施しています。
 厚生労働大臣賞受賞作品は、障害者雇用支援月間ポスターの原画として使用し、全国のハローワークなどに掲示します。また、入賞した作品の展示会を全国各地で開催します。

◆応募締切◆

2025年(令和7)年6月16日(月)
【当日消印有効】

◆応募方法◆

詳しくは募集要項のページをご覧ください。

◆お問合せ先◆

障害者雇用開発推進部 雇用開発課
(TEL:043-297-9515)

刊行物Web版の紹介

 障害者職業総合センター職業センターでは、発達障害者、精神障害者および高次脳機能障害者それぞれの障害特性ニーズに応じた新たな職業リハビリテーション技法の開発と改良を行い、その成果を支援マニュアルや実践報告書に取りまとめて、普及に努めています。令和6年度は、以下の三つのテーマに基づく技法開発に取り組み、支援マニュアル等を発行しました。

■発達障害がある方への支援マニュアルNo.28

 「発達障害者の障害特性を踏まえた相談の進め方」
 発達障害者の自己理解を深めるためには自らの経験を振り返り、気づきを得ることが大切であることから、支援者は適切にサポートすることが求められています。
 そのため、発達障害者の相談におけるポイントを、「相談の構造化」、「相談で活用できる支援ツールの整理」「支援者の相談スキルの振返り」としてまとめました。
 付録では、相談場面でよく遭遇する場面を取り上げ、各種支援ツールを活用することができます。

■気分障害等の精神疾患で休職中の方への実践報告書No.41

 「職場復帰に向けた調整のための効果的なアセスメントの実施方法」
 職場復帰支援では、休職者・事業主・主治医の三者から必要な情報を把握したうえで、職場復帰に向けた取組み課題や目標についての共通認識を形成することが大切です。
 そこで、今回は職場復帰支援において、休職者と事業主が職場復帰に向けた情報の整理・共有に基づいて合意形成を行う際のポイントや、合意形成後の円滑な支援や調整につなげるための支援ツールとして「情報共有シート(2024版)」、「復職に向けた行程整理シート(2024版)」などを作成し、実践報告として取りまとめました。

■高次脳機能障害がある方への実践報告書No.42

 「高次脳機能障害者の自己理解を進めるための支援技法の開発」
 高次脳機能障害者の自己理解を進めるためのアプローチは、認知機能の低下等も含め、個々の状況に応じて支援方法を検討することが大切です。
 そこで、今回は高次脳機能障害者自身の目標にしたいことや関心のあること、できていることに目を向けるアプローチを検討し、実践しました。
「キャリア講習の改良(高次脳機能障害者版)」、「振返り・工夫検討シート」の作成や、個別相談やメンバー同士の意見交換などを活用した振返りの工夫など、職業センタープログラムで実践したこと、活用したツール、工夫点や留意点などを実践報告書に取りまとめました。

◇お問合せ先◇

障害者職業総合センター職業センター(TEL:043-297-9043)

マイエリア情報

こちらのコーナーでは、各支部・施設で行っている
研修、説明会、そのほかのイベントなどをご案内しています


↑日本地図をクリックすると各都道府県支部の
ホームページへアクセスできます。

JEEDの出版物

高齢者雇用、障害者雇用、職業能力開発に関する
より詳しい情報をこちらからご覧いただけます。

(※表紙画像をクリックするとデジタルブックが開きます)

エルダー5月号
エルダー

特集
会社の成長のカギを握る
「高齢社員の活かし方」

 少子高齢化などの影響により労働力人口が減少していくなかで、会社の持続的な成長を維持していくためには、多様な人材の活用が欠かせません。なかでも高齢社員は、長い職業生活のなかでつちかってきた知識や技術、豊富な経験や人脈があるだけに、その能力を発揮できる仕組み・制度を整備していく視点は、これからますます重要となります。
 そこで今回は、高齢社員が持っている能力を活かしていくための仕組みについて、企業事例を交えてご紹介します。


リーダーズトーク
ウェルビーイング重視社会の実現に向け
日本発の国際規格ISO25554が発行

一般財団法人日本規格協会
システム系・国際規格開発ユニット
社会システム系規格チーム 主席専門職
水野 由紀子 さん


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働く広場5月号
働く広場

職場ルポ
 分析・計測機器の総合メーカー、「株式会社堀場製作所」(京都府)を訪問。当事者の目線に立った配慮や公的制度を活用した支援、相互理解を深める活動などに取り組む様子をご紹介します。

グラビア
 ビルメンテナンス事業などを営む「株式会社グローバル・クリーン」(宮崎県)を取材。研修プログラムの実施やチャレンジしたい職務のヒアリングなどを通じて、多様な人材が活躍できる環境づくりに力を入れている様子をお伝えします。

編集委員が行く
 八重田淳編集委員が、子どもから高齢者という幅広い層に対してサービスを提供している「株式会社リニエR(アール)」(東京都)、「リニエワークステーション中野」(東京都)を訪問。医療職も入ったチームで取り組む就労支援の現状と具体的な活動内容などをご紹介します。

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◆『エルダー』および『働く広場』に関するお問合せ先◆

企画部 情報公開広報課(TEL:043-213-6200)

お知らせ

調達関係(入札等)情報  現在、参加者を募集している調達関係(入札等)情報を、JEEDホームページに掲載しています。詳しい内容はこちらをご覧ください。
 JEEDは、「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律」(平成24年法律第50号)第6条の規定に基づき、「障害者就労施設等からの物品等の調達の推進を図るための方針」を定めています。

◆お問合せ先◆

 経理部 契約第二課(TEL:043-213-6437/6438)

◇編集後記
 今号の特集では、「国立職業リハビリテーションセンターおよび国立吉備高原職業リハビリテーションセンター」についてご紹介しました。本特集が、障害者雇用をすすめたいとお考えの事業主の方や、就職や復職を目ざす方が両センターに興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。
 今号も最後までお読みいただきありがとうございました。

◆JEEDのホームページはこちら!◆ ◆JEEDの組織紹介動画ができました!◆

第144号は2025年6月30日(月)配信予定です。
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発行元:JEED(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)
企画部情報公開広報課
〒261-8558 千葉県千葉市美浜区若葉3-1-2
TEL 043-213-6215 FAX 043-213-6556
(禁無断転載)

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