当機構では、高齢者雇用の推進と障害者の職業的自立の推進のための様々な活動を行っていますが、このコーナーでは高齢者と障害者がともに働きやすい職場づくりのための資料や職場で働く障害者が高齢化した場合の対応についての資料をとりまとめました。
資料については、リンク先から全文を閲覧、ダウンロードできます。また、在庫のあるものについてはお送りすることもできます。詳しくは文末のお問い合わせ先までご連絡ください。
高齢者と障害者の協働がうまく進んでいる企業の事例を調査・分析し、実際の現場の具体的な取組をとりまとめ、高齢者雇用と障害者雇用の相乗効果や波及効果、誰もが働きやすい職場をつくる配慮や工夫例について紹介したパンフレットです(2011年3月)。
「わが社には高齢者向けの適当な仕事がない」「障害のある方に対してどのような配慮をすればよいかわからない」「法律でいろいろな義務が課せられているが、高齢者雇用も障害者雇用も両方は無理」などの疑問にお答えするとともに、収録の「高齢者と障害者がともに働きやすい職場づくりチェックシート」や「職場改善課題整理シート」により、職場の点検や課題発見の手がかりを得ることもできます。
(担当 高齢者雇用推進・研究部)
高齢化する知的障害者の職業能力はどのように変化し、またそれら各年齢段階で職務遂行能力に無理のない健康な職業生活を継続させるための作業管理、健康管理等はどのようにあるべきかを検討するとともに、求められる支援・助成等対策について検討している特別研究の報告書の第1分冊です。事業所と障害者個人の両面から実態調査した結果を取りまとめています。
No.31,45に続く、特別研究「障害者の加齢に伴う職業能力の変化と対策に関する実証的研究」の一環として第Ⅰ部は、身体・精神機能を含む広範な職 業能力などの加齢に伴う変化の様相を実証的に明らかにすることを目的に、個々の障害者の実際の職務遂行能力とその構成要素としての心身機能を中心とした労働適応能力との関係を検討しています。第Ⅱ部は、「狩野運動能発達検査」に見る知的障害者の加齢変化の傾向について回帰分析を行っています。
No.31に続く、特別研究「障害者の加齢に伴う職業能力の変化と対策に関する実証的研究」の一環として、知的障害者の職業能力に対する加齢の影響を明らかにするために、心身機能の諸側面への加齢の影響を測定に基づいて分析し、職業能力に対する影響についてその基本的資料を提供しています。
中高年齢障害者の採用や雇用継続に焦点を当てて、事業所に対する郵送調査と訪問等による聴き取り調査、専門家からの取材を行い、中高年齢障害者の雇用の実態を把握しました。この結果を分析し、障害のある中高年齢従業員の加齢に伴う就業上の支障と事業所が行っている就業継続のための配慮、工夫の事例を提供しています。
(担当 障害者職業総合センター研究企画部)
障害者に関し高齢化と疲労に関する研究を行うに当たり、各種の先行研究で得られた知見をもとに、基礎的な要件として踏まえておかなければならない事項について検討しています。
以下を目的に、特例子会社への調査等に基づき、とりまとめています。
(1) 中高年齢障害者の雇用促進及び雇用継続に係る対策の基礎資料とする。
(2) 障害従業員の中高年齢化に伴う就業上の課題に関心をもつ事業所、及び中高年齢障害者の採用や雇用継続に不安を感じる事業所に対し、活用可能な配慮と工夫の事例を提供する
(3) 中高年齢の障害従業員や、この課題に関与し関心を持つ就労・就業支援者に対し、活用可能な範囲の取り組みから中高年齢化に伴う就業上の課題の発生を遅延させる例を示す。
障害のある中高年齢求職者の就職活動を取り巻く事項に焦点を当て、求職者が直面する課題やこれに対する支援の状況について整理し、採用についての支障を解決するために配慮と工夫の事例及び障害のある中高年齢求職者を支援する際の留意点をとりまとめています。
(担当 障害者職業総合センター研究企画部)
事業所において雇用されている障害者、とりわけ重度身体障害者、知的障害者及び精神障害者の加齢・高齢化の状況とそれに対応した雇用継続の取組みや課題についてとりまとめています。
(担当:障害者雇用開発推進部)
知的障害に関する基礎知識、及び職場で起こりやすいトラブルや日常生活上の指導・配慮点、能力開発等について、コミック形式で紹介しています。親の高齢化のためグループホームに入居した事例も掲載されています。
事業所における障害者雇用及び職場定着を進めるために、雇用管理や職場環境の整備など、さまざまな改善・工夫を行った障害者雇用職場改善好事例を募集し、優秀な事例を表彰するとともに、広く周知しています。
加齢に伴う課題への改善事例も掲載されています。