離職者訓練修了者の声・採用事業主の声（ポリテクセンター福島）

訓練修了者

株式会社アスパーク　仙台オフィス
石川　健治さん
[ ⇒ 前職：印刷工場　オペレータ]
生産情報システム科(６か月訓練)
令和元年１０月　入所
令和２年　３月　修了

訓練で習得した「プログラミングと電子回路の基礎」が役立っています。

訓練では、プログラミング言語としてPythonなどを学び、また、トランジスタなどの電子回路を学びました。仕事では、既存プログラムを改編するなどの応用にプログラム基礎が、また、半導体回路にはトランジスタの知識が役立っています。

現在は、プログラムによる測定結果とりまとめ作業の自動化に挑戦しています。

半導体製作時の測定結果を工程毎にまとめる作業を自動化するプログラミングを担当することになりました。自分が得意とするプログラミング技術でプロジェクトに貢献できることが非常に嬉しいです。

今後は、半導体の試作結果に対して、評価・分析までできるようになりたいです。

現在は主に測定結果をまとめることが中心となっていますが、測定データから「このようになっている」などの評価や分析ができるようになりたいと考えています。

一所懸命に勉強して、自分のスキルにつなげてください（後輩へのメッセージ）

ポリテクセンターでは、受講されている方の年齢は様々です。同年代だけではないので、就職後の職場でも役立つコミュニケーション力が身に付きます。また、訓練では、ネットワーク環境が整備されており、基礎的なことから応用的なところまで多くの知識が学べます。自分のスキルにつなげてください。

就職先企業での活躍

石川さんの業務

半導体の研究・試作プロジェクトの一員として、半導体をウェハーから試作・性能測定を実施し、評価データをまとめる業務を担当しています。また、PythonやVB（Visual Basic)でのプログラミングができることから、プログラムの改編による他機種への応用や工程毎でデータ編集等の自動化などでプロジェクトに貢献しています。

採用者の声

株式会社アスパークエンジニアリング事業部仙台オフィス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サブリーダー本多大弥様

当社は機械・電気電子・化学・ＩＴなど様々な分野のメーカーへの技術支援を主に行っています。弊社のなかでエンジニアを育て、お客様の悩みや課題を解決することを目的に取り組んでいます。ポリテクセンター修了者の方の印象は、経験のない新しい分野で活躍しようという向上心や挑戦心を感じます。当社の求める人材は学ばれた技術以上に、実際には高い技術を求められます。その高いレベルに食らいついていく意欲のある方を期待しています。お互いに刺激し合い成長していきたいと思います。