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離職者訓練修了者の声・採用事業主の声(ポリテクセンター和歌山)

訓練修了者

株式会社 長谷川冷機
森谷 典夫さん
ビル管理技術科
令和2年 2月 修了

ポリテクセンターに入所した理由

 ポリテクセンターに入所する前は新聞配達業務を行っていました。しかし、このまま現在の仕事を続けていると時代に取り残されてしまうのではないかと思い、転職を決意しました。
 その頃、知人を通して職業訓練について知りました。ハローワークで相談したところビル管理技術科は、広く浅く電気・給排水・空調などの幅広い内容を身に付けられるということを知りました。手に職を付けるためにポリテクセンター和歌山の訓練を受講することを決意しました。

ポリテクセンターで学んだこと

 訓練では、シーケンス制御について学んだことがとても記憶に残っています。そのときの配線作業がとても楽しかったです。訓練で先生の指導の通りに制作すると、きちんと動作するものができました。
 先生の指導とは違う方法で作ってみたらどのようになるのか気になり、訓練終了後の空き時間に様々な方法を試し、作業をしていました。このことが、現在の業務に活かされています。

将来の目標

 現在行っている業務で、お客様から設備修理の依頼を受けた際に、設備が故障した原因を探る際の判別が難しいときがあります。今後は、経験を積んで少しずつ原因を究明できるようになり、将来はお客様に的確なアドバイスや修理ができるようになりたいです。
 知識があっても資格がないためできないことがあります。そのため、資格を持っているかが重要になってきます。ポリテクセンターでの訓練受講を考えている方には、多くの資格取得を目指して勉強していただきたいと思います。ポリテクセンターでは、その勉強ができる環境がありますので、初めての業界に未経験から飛び込むのはそれなりに勇気がいると思いますが、挑戦を恐れないでほしいです。

就職先企業での活躍

採用者・上司の声

代表取締役 赤井 雅哉 様

 設備メンテナンスは比較的知名度の低い業界ですが、ポリテクセンターに設備関連の科があったからこそ森谷さんのような人材に当社で働いてもらうことができました。
 また、ポリテクセンターでの職業訓練を受講しようと思っていた時点で意識が高いと感じ、やる気も感じられました。現在の仕事においても、真面目に業務を遂行してくれていると思います。

株式会社 長谷川冷機(和歌山県)
 当社は、1947年に長谷川鉄工様のアンモニア冷凍機の販売店として和歌山で創業し、同56年に会社として設立しました。
 当初は県内の沿岸漁業関係を主とした大型製氷設備や冷凍設備を中心に事業展開を図っておりましたが、その後冷凍だけでなく空調・給排水・衛生工事の総合設備業として体制を整えました。設計から見積もり、監理、施工、アフターメンテナンスと一貫したサービスを提供し、お客様の要望、社会のニーズを満たすために努力しております。