所在地 | 北海道帯広市 |
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事業内容 | 鋼構造物受注製造販売業 |
従業員 | 39人 |
研究費 | 9,969千円 |
研究領域 | 職務再設計 |
研究テーマ | 鋼構造物製造業における技能伝承の仕組みづくりと作業負担軽減に関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)高齢従業員の知識をベースとした「ものづくり」における開発・設計・製造プロセス指導者及び後継者育成を支援するナレッジデータベースシステムの構築 (ハード)「開先作業」、「鉄骨部材と平板の溶接作業」、「鉄骨切断作業」の各作業に係る作業負担軽減 |
研究概要 | 鋼構造物製造において、従業員の高齢化に対しより働きやすい作業環境を整備するため、ハード面では1重量物の手持ち作業を回避する支援機器2待ち時間回避の支援機器③鉄骨切断工程運搬時間を短縮する支援機器4手暗がりを解消する支援機器を導入し、ソフト面では、溶接ナレッジデータベース1仕口溶接のデジタル作業マニュアル2下向き溶接のデジタル作業マニュアル、を導入した。 |
外部研究者 | 北海道工業大学 教授 三上行生 北海道立工業試験場 科長 飯田憲一 北海道立工業試験場 研究職員 畑沢賢一 |
所在地 | 東京都西東京市 |
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事業内容 | 特別養護老人ホーム |
従業員 | 149人 |
研究費 | 5,441千円 |
研究領域 | 職務再設計、人事・賃金 |
研究テーマ | 介護福祉事業における多年齢層スタッフのマッチング制度創出と作業負担軽減に関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)多年齢層スタッフ同士や様々なタイプの入所者とのベストマッチングを図るための人事制度を模索 (ハード)入浴や食事介助、排泄介助に係る作業負担軽減 |
研究概要 | 介護職場におけるマッチングの実態調査の結果、ギャップではなく、コミュニケーション自体の不足であることがわかった。入所者とのコミュニケーションを図るため年齢が近い高齢者雇用は検討する価値が高い。入所者を直接抱える移乗は、特に腰への負担が多く、腰痛の危険があるが、効率性の高いリフターを開発し、移乗の対象となるベッドや車いす、トイレの便器などの高さの差を極力小さくすることが考えられた。 |
外部研究者 | (財)労働科学研究所 常務理事 酒井一博 (株)ナレッジネットワーク 代表取締役 岡 隆一郎 (株)ナレッジネットワーク 取締役 田村 優一郎 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
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事業内容 | 農業用エンジン部品加工及び組立業 |
従業員 | 51人 |
研究費 | 19,386千円 |
研究領域 | 職務再設計 |
研究テーマ | 農業用機械製造業における作業ラインの再構築化と人事制度に関する調査研究 |
研究内容 | (ハード)JIT(ジャスト・イン・タイム)生産方式をモデルとした職場環境の改善 |
研究概要 | 農業用エンジン部品製造において、高齢者就労を可能にするため、1.多工程集約支援機器、2.ファインボーリング工程支援機器、3.精密測定作業支援機器、4.エアブロー騒音レベル低減切粉除去装置を導入した。さらにこれらの支援機器の生産性分析、高齢者就労の可能性の精査、サーブリック分析による動作分析を行った。 |
外部研究者 | (有)露木生産技術研究所 所長 露木崇夫 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
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事業内容 | 環境リサイクル関連事業、物流事業、建設事業 |
従業員 | 500人 |
研究費 | 19,348千円 |
研究領域 | 職務再設計、能力開発 |
研究テーマ | 総合リサイクル業における高齢従業員の職務創出及び作業負担軽減に関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)1.高齢従業員の教育訓練に係るガイドラインの策定、2.職場管理監督者の社員教育の在り方について再認識< (ハード)「乾電池選別作業」及び「蛍光灯リサイクル前処理作業」に係る作業負担軽減 |
研究概要 | リサイクル関連事業において、高齢者の就労の作業負担軽減のためハード面では1.乾電池選別作業の支援機器、2.蛍光灯の鞘抜き作業の支援機器、3.蛍光灯のプラスチック製フィルム除去のための補助装置を導入し、ソフト面では「高齢化及び高齢従業員受け入れに伴う社員教育(職場管理・監督者の視点)」をまとめた。 |
外部研究者 | 春海エンタープライズ 代表幹事 木谷晃彦 (株)プレディクションテクノロジー 代表取締役 松田聡浩 |
所在地 | 石川県金沢市 |
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事業内容 | 和菓子の製造販売 |
従業員 | 83人 |
研究費 | 3,784千円 |
研究領域 | 能力開発 |
研究テーマ | 和菓子製造業における高齢従業員のための働きがいのある職場創造に関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)和菓子製造技能の標準化、食品衛生管理マニュアルの作成 |
研究概要 | 食品製造業において食中毒等の食品事故に最も気を付けなければならない問題である。そこで独自の食品衛生管理マニュアルを作成した。さらに高齢従業員の持つ製造技術を、できるだけ作業内容を平準化し、マニュアルに落とし込み、伝えにくいポイントはビデオによる動画マニュアルを作成した。 |
外部研究者 | (有)食品環境研究センター 所長 新藏 登喜男 (有)食品環境研究センター 主任研究員 山崎 聡 (社)石川県雇用対策協会 高年齢者雇用アドバイザー 中谷宗紘 |
所在地 | 愛知県名古屋市 |
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事業内容 | 電気設備業 |
従業員 | 2,725人 |
研究費 | 8,848千円 |
研究領域 | 職務再設計 |
研究テーマ | 配電作業における作業者負担の定量評価法の開発とそれに基づく作業支援システム設計に関する調査研究(1) |
研究内容 | (ハード)配電作業に係る作業負担評価方法の開発 |
研究概要 | 電気設備業における配電工事の変圧器工事の上部直付装柱について1.筋電図法、2.心電図法、3.作業姿勢観察に基づき調査した。その結果、作業負担評価法を完成し、次年度より1.柱上仮足場の改善、2. 高圧活線用手袋内部の汗取り手袋の改善、3.柱上作業者と地上監視者の連絡手段の改善の検討を行う指針ができた。 |
外部研究者 | 産業医科大学 教授 神代雅晴 愛知工業大学 教授 池田良夫 愛知みずほ大学 教授 加藤 象二郎 天理大学 教授 近藤雄二 日本福祉大学 教授 山羽和夫 |
所在地 | 大阪府東大阪市 |
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事業内容 | 各種ネジ類及びネジ用生産設備等の設計・製造及び販売 |
従業員 | 41人 |
研究費 | 9,751千円 |
研究領域 | 職務再設計、能力開発 |
研究テーマ | ネジ製造業における高齢者の金型段取り替え技術の移転システムの開発に関する調査研究 |
研究内容 | (ハード)重筋作業の軽減 (ソフト)高齢者が持つ、勘やコツ、蓄積された知識や経験に基づいた総合判断能力を活かす技術移転の方法を開発 |
研究概要 | 各種ネジ設計、製造業において、高齢者の能力を発揮するため、長ネジ加工作業の金型段取替え技術伝達方法の動作分析を行いマニュアルを作成した。マニュアルは初心者に伝わり易いよう工夫した。また高齢者の重筋作業の軽減を図るため対象工程を分析した結果、資材投入作業で不良作業姿勢があったため、支援機器を導入、作業負担が軽減された。 |
外部研究者 | 近畿大学 教授 久米靖文 近畿大学 講師 佐藤 望 |
所在地 | 広島県福山市 |
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事業内容 | 工業用ゴム製品製造販売業 |
従業員 | 220人 |
研究費 | 20,619千円 |
研究領域 | 職務再設計、人事・賃金 |
研究テーマ | 建設機械用ゴム履帯製造業における中高年者のための作業負担軽減及び人事制度の見直しに関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)1.職能資格制度、人事評価制度の導入、2.能力主義、成果主義に基づく新賃金制度の導入 (ハード)「芯金接着剤処理作業」、「プレス型込作業」、「プレス成形材料の準備作業」、「継ぎ作業」の各作業に係る作業負担軽減 |
研究概要 | 建機用ゴム覆帯の製造において、ハード面では、高年齢従業員の負担となっている芯金処理作業、プレス成型材料支度作業、プレス型込作業、継ぎ作業の軽減のため、支援機器を導入した。ソフト面では人事システムの構築に際し、1.継続雇用制度の活用の検討、2.職能資格制度の策定、3.人事評価制度の策定を行った。 |
外部研究者 | (株)ビジネスブレイン 代表取締役 松浦和夫 |
所在地 | 福岡県宗像市 |
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事業内容 | 総菜弁当の製造販売、食事サービス、店舗の販売請負、個別配送請負 |
従業員 | 81人 |
研究費 | 6,573千円 |
研究領域 | 職務再設計、人事・賃金 |
研究テーマ | 食事サービス業における高齢者を活かす人事制度の構築と職務再設計に関する調査研究 |
研究内容 | (ハード)「宅配用食器の洗浄作業」の作業負担軽減、厨房職場における収納棚の考案 (ソフト)企業組合と生涯現役社会実現への組織モデルの研究 |
研究概要 | 組織の高齢化が進む中、組合員の経済生活を安定するための職場改善として、ハード面では宅配用食器(弁当箱)の洗浄機及び乾燥器と安全で手軽な作業が可能な収納棚の考案を行い、高齢従業員の大幅な作業負荷軽減が実現できた。改善を行ううえで、限られた作業場においてデッドスペースの有効活用と最適作業範囲を考慮して、快適な職場づくりを行った。ソフト面では経営システム、人事システムの整備を行った。 |
外部研究者 | 山内経営労務研究所 所長 山内輝光 太田総合経営研究所 所長 太田能史 |
所在地 | 大分県大分市 |
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事業内容 | 総合ビルメンテナンス、病院内清掃、設備管理、清掃美装 |
従業員 | 165人 |
研究費 | 8,348千円 |
研究領域 | 職務再設計、能力開発 |
研究テーマ | 清掃事業における高齢者の教育訓練のあり方と作業負担軽減に関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)スキルマップを活用した教育訓練規定の作成 (ハード)「ゴンドラ清掃作業」、「ビル・病院内清掃作業」、「落葉清掃作業」の各作業に係る作業負担軽減 |
研究概要 | 総合ビルメンテナンス業において高齢者の確保及び定着を図るため、ハード面は、ゴンドラ清掃作業のゴンドラの枠を扉式に改善、ビル・病院清掃作業では真空掃除機を導入した。ソフト面は教育訓練規定を策定し、スキルマップ、清掃作業手順書を作成した。 |
外部研究者 | 甲斐経営技術研究所 所長 甲斐章人 日本文理大学 助教授 徂徠 三十六 |
所在地 | 東京都荒川区 |
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事業内容 | 住宅衛生設備機器の製造・販売 |
従業員 | 38人 |
研究費 | 10,705千円 |
研究領域 | 職務再設計、能力開発 |
研究テーマ | 水廻り・トイレサニタリー製品製造業における中高年女性パート従業員にやさしい生産方式の構築及び教育訓練のIT活用に関する調査研究(1) |
研究内容 | (ソフト)ITを活用した教育訓練体制の構築 (ハード)多品種少量生産に対応したセル生産方式の応用による、工程組替支援システムの構築 |
研究概要 | 中高年女子パート作業者個々の能力を活かすため、①工程組替支援システムの構築、及び②ITを活用した教育訓練体制の構築を図り、支援機器を導入した結果、不良姿勢が改善し、確認作業に費やす時間がなくなった。次年度はより望ましい作業導線や工程組替し易い仕組みづくり、また教育訓練体制を構築する。 |
外部研究者 | 千葉工業大学 教授 三澤哲夫 武蔵野大学 非常勤講師 松田文子 武蔵野大学 非常勤講師 水野有希 |
所在地 | 富山県魚津市 |
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事業内容 | 産業用機械、建設機械、建材部品の製造、各種設備の据付・メンテナンス工事 |
従業員 | 89人 |
研究費 | 14,994千円 |
研究領域 | 職務再設計、能力開発 |
研究テーマ | 産業・建設機械、建材部品製造業における高齢者のための作業負担軽減と教育訓練に関する調査研究 |
研究内容 | (ハード)作業者の動線分析による工場のレイアウト変更、「切断・プレス・溶接・仕上げ・運搬」の各作業に係る作業負担軽減 (ソフト)スキルマップを活用した教育訓練体制の再構築 |
研究概要 | 高齢化が進む機械製造工場において、ハード面では作業効率の悪い工場のレイアウト変更を行ったところ各工程での移動時間が減少し、作業効率が向上した。支援機器を導入したところ作業負担が軽減された。ソフト面では中高年齢者に対するスキルマップを作成した。 |
外部研究者 | ライフ開発研究所 所長 小林 務 武蔵野大学 非常勤講師 松田文子 武蔵野大学 非常勤講師 水野有希 |
所在地 | 福井県丹生郡 |
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事業内容 | ブランド(商標)ラベル及び服飾付属の製造、販売 |
従業員 | 156人 |
研究費 | 26,700千円 |
研究領域 | 職務再設計 |
研究テーマ | 商標ラベル製造業における加齢に伴う身体的機能低下への補完及び作業負担軽減に関する調査研究 |
研究内容 | (ハード)1.加齢に伴う識別能力の補完システムの確立、2.半製品や資材の昇降作業、搬送作業、保管作業に係る作業負担軽減 |
研究概要 | 高齢者の健康管理、作業負担軽減のために業務改善を行った。基幹業務のラベル調色作業は顔料プリントを使っており、高齢者のノウハウ、肉眼の識別、経験と勘に頼っていた秤量作業であった。加齡とともに水晶体のにごりや視覚細胞の低下により色覚が低下するといわれており、高齢者に継続して業務を担当できることを目指して顔料プリントでの測色と調色を数値化しコンピューター管理で再現することを目標とした。 |
外部研究者 | (株)環境コンサル 代表取締役 津田直昭 |
所在地 | 京都府京都市 |
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事業内容 | 照明器具及び電子応用製品の企画、開発、製造 |
従業員 | 464人 |
研究費 | 29,960千円 |
研究領域 | 職務再設計、人事・賃金 |
研究テーマ | 電気機械器具製造業における中高年者活用のためのキャリアラダープログラムの構築と加齢に伴う作業負担軽減による働きがいのある職場創造に関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)キャリア開発を主眼とした中高年者のエンプロイアビリティーの引き上げを目的とした、キャリアラダープログラムの構築 (ハード)照明器具組み立てラインにおけるセル生産ラインの構築 |
研究概要 | 中高年従業員に安心して働いてもらうために、ハード面では1.無理のない姿勢で疲労の少ない作業環境の実現、2.高年者対応のセル生産ラインの実現、3.視覚機能に負担のかからない作業の実現の3テーマについて支援機器を導入し、大きな成果が得られた。ソフト面ではキャリア開発についての意識調査を実施し、分析結果をまとめ、今後の導入のための手順を示した。 |
外部研究者 | 尾﨑経営事務所 所長 尾﨑泰雄 ビジネスサポートクリエーション 所長 松尾安藏 |
所在地 | 滋賀県草津市 |
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事業内容 | 空調冷凍機事業、化学事業、油機事業 |
従業員 | 2,971人 |
研究費 | 24,557千円 |
研究領域 | 職務再設計、能力開発 |
研究テーマ | 空調機製造業における中高年者の教育体系確立と熟練技能・技術の活用に関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)改善マンの育成システムの確立 (ハード)ブロック生産ラインの構築 |
研究概要 | 高齢化の進む中、現場の問題点を明らかにするため「作業改善着眼チェックリスト」を開発し、明らかになった技能改善教育の弱点の強化を図るため、「教育設備システム」として電気、シーケンサ、タッチパネル、空圧の訓練設備を作製した。これにより効果的な技能訓練の実施が図られた。またブロックセル方式を導入し、改善指針1.内容の類似性を考慮した生産機種のグルーピング、2.な作業範囲の設定、3.者にリズミカルな動きを支援できるコンベア作業、4.部品を作業者の近くに配置できるレイアウト、の策定実践し、不自然作業姿勢発生頻度を大幅に改善でき、生産性の向上につながった。 |
外部研究者 | 産業医科大学 教授 神代雅晴 |
所在地 | 奈良県天理市 |
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事業内容 | 社寺・文化財・一般住宅用高級耐寒・耐久・耐震瓦製造販売、屋根工事 |
従業員 | 66人 |
研究費 | 4,000千円 |
研究領域 | 職務再設計、人事・賃金 |
研究テーマ | 瓦製造・施工業における高齢者を活用するための人事諸制度の見直しと職場改善に関する調査研究 |
研究内容 | (ソフト)中高年従業員のモラール向上のための人事システムの考案 (ハード)作業負担、作業環境、労働安全の3つの角度による、瓦製造・施工現場の見直し |
研究概要 | 高齢者の能力開発、継続雇用の推進をはかるため中堅幹部を中心にプロジェクト・チームを編成し、「組織に関する現場の問題」の掘り起こしを実行、1.高齢作業者の作業負担の改善・軽減にかかる調査、2.職場環境に関する調査、3.労働安全に関する調査、4.人事賃金管理に関する調査を行い、組織体制の立て直しの検討を行った。次に、メンバーを中心に各部門ごとに実施を行う品質会議に取り組み、将来に向けての展望が示された。 |
外部研究者 | 森村労務行政事務所 所長 森村和枝 天理大学 教授 近藤雄二 野村興産(株) 課長 井上俊之 |