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メールマガジン 第144号 令和7年6月30日

JEEDメールマガジン

 みなさま、こんにちは。
 今号の特集では、ポリテクカレッジで実施している企業の人材育成を目的とした二つの制度についてご紹介します。

イベント開催予定等

 

今月の特集

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ポリテクカレッジをご活用ください!
〜企業の成長を支える人材育成〜

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エルダー6月号
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技能と技術2025年2号

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[求] 求職者などに対する職業能力開発関係記事
[共] 各業務に共通して関係する記事

今月の特集

はじめに

 ポリテクカレッジは、全国に展開する職業能力開発大学校および職業能力開発短期大学校のことで、高度な技能・技術を習得するための教育訓練機関です。今回はポリテクカレッジで実施している企業の人材育成を目的とした「事業主推薦制度」と「能力開発セミナー」をご紹介します!

事業主推薦制度とは?

概要

 事業主推薦制度は、企業から自社の若手社員や中堅社員をポリテクカレッジに推薦していただき、2年間の長期研修を受講してもらう制度で、過去4年間では全国で16社の企業が利用しています。この制度を利用することで、社員は充実した設備環境で基礎力や実践力、応用力が身につくことから、利用企業からはたいへん高い評価をいただいています。

対象者と課程

 この制度には、若手社員向けの「専門課程」と中堅社員向けの「応用課程」があります。専門課程では、基礎的な技能・技術から専門分野に必要な技能・技術までを体系的に学び、現場に対応できる適切な判断力を養います。応用課程では、高度な技能・技術や企画・開発などを学び、新製品の開発や生産工程の構築等に対応できる力を身につけます。

利用企業の声

 利用当初は効果があるのか心配もありましたが、「“製造するノウハウ”と“できるようにするノウハウ”は違った」と、修了した社員を通じて、ポリテクカレッジの高い専門性を実感しております。また、当社は人材開発支援助成金による助成を受けることができたため、社員教育と人材確保という観点で見れば、費用面としても負担はそこまで大きくないと感じています。社内では、この効果を目にして、できるだけ多くの新入社員がこの制度を利用できるようにと考えています。

応募方法と費用

 応募を希望される企業は、最寄りのポリテクカレッジにお問い合わせください。受験手数料は18,000円、入校料は169,200円(応用課程は112,800円)、授業料は年間390,000円です。そのほか、テキスト代や作業服代などの実費が必要となります。

能力開発セミナーとは?

概要

 機械分野、電気・電子分野、建築・設備分野の“ものづくり”における実習を中心としたカリキュラムにより、企業の生産現場が抱える「新たな製品づくり」や「新たな技術への対応」、「生産活動の改善・改良」といった課題を解決するための在職者向けの職業訓練です。地域の人材育成ニーズを踏まえて広く受講者を募集する訓練コースを実施しており、企業の要望に合わせて個別に訓練コース(オーダーメイドセミナー)を設定することも可能です。DXにつながるデジタル技術に対応した訓練やGXにつながる環境・エネルギー分野に関連する技術に対応した訓練も実施しています。

対象者

 主に中小企業の製造現場における指導的・中核的立場にある方、またはその候補者を対象としています。

訓練実施場所・講師

 JEEDが全国に設置する職業能力開発大学校・職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ)職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)で実施しています。訓練は、JEEDに所属する職業訓練指導員が担当し、必要に応じて専門的知見を有する外部講師も活用します。

訓練時間数

 12時間〜18時間(2日間〜3日間)程度で実施しています。
 訓練コースごとに時間数は異なります。

受講料

 一人当たり7,000円から30,000円程度で、平均13,000円となっています。
 訓練内容や使用機材等により受講料は変動します。

利用企業の声

受講した技術や知識を従業員間で水平展開したことで、全体のスキルアッ プにつながりました。
社内の伝承教育のみでは不十分な知識・技術力を習得することができました。
学んだ知識を活かして内製化を図った結果、コスト削減や修理時間の短縮の実現につながりました。 

最後に

 ポリテクカレッジの活用は、企業の人材育成を強力にサポートし、社員のキャリアアップを実現するための有効な手段です。企業の成長を目ざすみなさま、ぜひポリテクカレッジを活用してみてください。

お問合せ先

 ご不明な点がございましたら、最寄りのポリテクカレッジまでお気軽にお問い合わせください!

 
注目のトピックス

 JEEDでは、高齢者雇用、障害者雇用に取り組む際のポイントや、企業事例などを掲載した定期刊行誌「エルダー」「働く広場」を毎月発行しています。
 より多くのみなさまのご意見やご要望を誌面に反映するため、毎年読者アンケートを実施しています。ぜひご協力をお願いいたします!

「エルダー」読者アンケートの
回答ページは【こちら】

「エルダー」7月号にもアンケート
用紙を同封しています。

※昨年度実施分の結果より(一部)

「働く広場」読者アンケートの
回答ページは【こちら】

「働く広場」7月号にもアンケート
用紙を同封しています。

※昨年度実施分の結果より(一部)

◆お問合せ先◆

企画部 情報公開広報課(TEL:043-213-6200)

 
マイエリア情報

こちらのコーナーでは、各支部・施設で行っている
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JEEDの出版物

高齢者雇用、障害者雇用、職業能力開発に関する
より詳しい情報をこちらからご覧いただけます。

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エルダー6月号
エルダー

特集
介護離職防止に向けて

 国民の5人に1人が後期高齢者(75歳以上)となり、さまざまな分野に影響を及ぼすとされる「2025年問題」。社会保障費の増大や医療・介護人材の不足などのほか、要介護者の増加による介護離職を防ぐことも、2025年問題の一つとなっています。
 そこで今回は、介護離職を防止するために企業が取り組むべきポイントについて、企業事例を交えて解説します。


リーダーズトーク
65歳定年、60歳からは選択定年制を導入し
モチベーション維持と生産性向上を実現

株式会社カクヤスグループ取締役兼CHRO
篠崎 淳一郎 さん


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働く広場6月号
働く広場

職場ルポ
 食品加工業を営む「株式会社松本パック」(群馬県)を取材。特別支援学校からの実習生受け入れを機に障害者雇用を続け、長く安定して勤める従業員たちが、特性を活かして活躍している様子を紹介します。

グラビア
 製造業を営む「天伸株式会社」(千葉県)を訪問。特別支援学校の職場実習を受け入れたことが障害者雇用のきっかけとなった同社で活躍する、障害のある従業員の様子をお伝えします。

編集委員が行く
 若林功編集委員が、「特定非営利活動法人高次脳機能障害者支援『笑い太鼓』高次脳機能障害者サポートセンター笑い太鼓」(愛知県)、「西濃運輸株式会社大曽根支店」(愛知県)を訪問。高次脳機能障害のある人を専門的に、かつ地域活動支援センターという形態およびジョブコーチの手法を用いて就労支援を行うことで、企業側の障害に対する理解や企業就労、就労定着という成果を生み出している事例を紹介します。

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◆エルダーおよび働く広場に関するお問合せ先◆

企画部 情報公開広報課(TEL:043-213-6200)

技能と技術(2025年2号)

技能と技術(2025年1号)

特集 AI技術の活用
特集①「作業員と重機の接近警報システムの開発
〜物体検出AIを活用した安全管理DX〜」

 九州職業能力開発大学校が民間企業からの相談を受け、AI技術を活用した作業員と重機の接近警報システムを開発した成果について報告しています。
特集②「AI技術を活用した人材育成支援ツールの開発」
 企業・団体が人材育成・教育訓練を効果的に実施できるよう、基盤整備センターが整備している職業能力の体系について、AI技術などを活用した体系データの自動抽出や高速検索等ができる支援ツールを開発した成果を報告しています。
職業能力の体系…基盤整備センターでは、「仕事の見える化」を業種ごとに整備しています。

PTU指導技術講座 「生成AIの訓練業務への活かし方 第1回 生成AIの基本」
 日々の訓練業務のなかで生成AIを活用するための基本について、4回のシリーズで解説します。
 第1回は生成AIがどのような場面で使えるのか、またその際に注意すべき点など、生成AIの基本を紹介しています。

実践報告 「伝わる!チラシ・パンフデザイン
第1回 コミュニケーションのための企画書」

 広報用チラシやパンフレットを作成する際に、心強い指南書となる報告が今号よりスタートしました。ぜひご活用ください。

技能と技術2025年2号を読む
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★『技能と技術』誌では、職業訓練やものづくり等、幅広いテーマで原稿を
 募集しています。
 投稿はこちらからお願いします。

◆『技能と技術』誌に関するお問合せ先◆

 職業能力開発総合大学校

 基盤整備センター企画調整部 企画調整課(TEL:042-348-5075 )

お知らせ

調達関係(入札等)情報  現在、参加者を募集している調達関係(入札等)情報を、JEEDホームページに掲載しています。詳しい内容はこちらをご覧ください。
 JEEDは、「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律」(平成24年法律第50号)第6条の規定に基づき、「障害者就労施設等からの物品等の調達の推進を図るための方針」を定めています。

◆お問合せ先◆

 経理部 契約第二課(TEL:043-213-6437/6438)

◇編集後記
 今号の特集では、「ポリテクカレッジ」についてご紹介しました。
 企業の成長を目ざすみなさま、ぜひポリテクカレッジのご活用をご検討ください。
 今号も最後までお読みいただきありがとうございました。

◆JEEDのホームページはこちら!◆ ◆JEEDの組織紹介動画ができました!◆

第145号は令和7年7月31日(木)配信予定です。
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