本文へ
現在位置:

地域障害者職業センターが実施する就業支援基礎研修

 就労移行支援事業所をはじめとした、福祉、教育、医療等の関係機関において障害のある人たちの就業支援を担当している方を対象に、効果的な職業リハビリテーションを実施するために必要な基礎的な知識・技術の修得を目的とした研修を実施しています。

 この研修は、「障害者総合支援法に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する費用の額の算定に関する基準」の就労支援関係研修修了加算における「厚生労働大臣が定める研修」に該当します。

 就労支援関係研修修了加算にかかる届出に際して、法人の代表者から請求があり、地域障害者職業センターが指定するすべてのカリキュラムを履修した場合には、修了証明書を交付します。 

1 内容

就業支援の基礎となる知識・スキルの習得を図るため、以下の内容を含んだカリキュラムになっています。

  • 就業支援のプロセス
  • 障害特性と職業的課題
  • 障害者雇用支援施策
  • ケーススタディ

2 対象者

就労移行支援事業所をはじめとした、福祉、教育、医療等の関係機関の職員であって、障害者の就業支援を担当している方。

3 日程・会場・定員など

研修の日程・会場・定員などは、各地域障害者職業センターにおいて設定していますので、お問合せください。(各センターのページに研修の日程等を掲載しています。)

4 申込方法

お申込みは、各地域障害者職業センターごとに受け付けています。
「就業支援基礎研修受講申込書」に必要事項を記入し、申込受付期間内に、法人・施設の長から、お申し込みください。同一法人・施設から複数名申し込む場合でも、1名ずつ提出してください。
個人からのお申込みは受け付けておりません。

5 受講決定の通知

申込受付期間終了後、申込書記載の法人等の長あて、通知します。
定員を超えた場合は、当初の予定より早く受付を締め切ることがあります。また、複数名の申込みをされた法人・施設に対して人数の調整をさせていただくことがあります。また、やむをえずお断りをすることがあります。あらかじめご了承ください。

 受講決定の際、個人情報保護のため、受講者氏名を申込書記載の整理記号(アルファベット記号)に置き換えて通知をいたします。申込書をお手元に控えていただくようお願いします。

6 受講料

無料です。

7 障害への配慮

障害により受講に際して特別な配慮が必要な場合は、「就業支援基礎研修受講申込書」の「備考」欄に配慮事項の内容を記入してください。

8 個人情報の取扱い

「就業支援基礎研修受講申込書」に記載された個人情報は、当機構で適正に管理し、以下の実施に限り使用します。

  1. 研修の実施(受講決定の通知、受講者名簿の作成、修了証明書の作成等)
  2. 研修受講後のアンケート調査の実施
  3. 障害者職業総合センター及び地域障害者職業センターで実施する各種研修等の情報提供

9 【参考】ステップアップ方式の研修体系になっています

当機構では、労働、福祉、医療・保健、教育等の関係機関において就業支援を担当する方を対象とした研修をステップアップ方式で行っています。一定程度の知識や実務経験を踏まえた内容の研修もありますので、段階的に受講されることをお勧めしています。

ステップアップ方式の研修体系の図(労働、福祉、医療・保健、教育等の関係機関において就業支援を担当する方を対象に、就業支援基礎研修、就業支援実践研修、就業支援スキル向上研修及び就業支援課題別セミナーを実施しています。)
  • 就業支援実践研修

    障害別(精神障害、発達障害、高次脳機能障害)の就業支援に関する実践力の修得を目的とした研修です。
    全国14エリアの地域障害者職業センターが実施します。

  • 就業支援スキル向上研修

    一定程度の就業支援経験を土台に、障害特性に応じた支援スキルの向上を目的とした研修です。
    障害者職業総合センターで実施します。

  • 就業支援課題別セミナー

    新たな課題やニーズに対応した知識・技術の向上を図ることを目的とした研修です。
    障害者職業総合センターで実施します。

10 申込み・お問合せ先

  • 各地域障害者職業センター

    原則として、受講希望者の所属施設が所在する都道府県の地域障害者職業センターで申込み・お問合せを受け付けています。